日に３回もキャイザーだて

数年ぶりの進一のチェックアップの日。
もしやと思っとったけど、やっぱりそろそろ注射せなかんだらあ。
それを聞いた進一は、即帰ろうとしとった。
ナースが来たときは、すみに隠れとった。
赤んぼーの時は、注射しても笑っとったのに、ある日突然痛いのに気がついて、
そのときから注射は大のにがて。
最後にうった時は、大木と二人で羽交い締めにしてうった覚えがありゅ。
今日は、そろそろ分別をわきまえてきたよーで、そこまで暴れんかったけど、
うつ前にいろいろ講釈ならべるでうるさかった。
終わって「あれ、痛くないよお」ってあたりまえ。
これなら、フルーショットも今年はええだらあっちいうたら、
それとこれとば別だげな。
進一は目の検査にひっかかって、
今日の午後に再検査に戻ってこないかんくなった。

とりあえず、学校に送ってって、オヒスにいったけど、
今度はワシのアポでまたキャイザーへ戻る。
ついに腹痛の原因をみてもらう事にする。
痛いとこはリバーだで、CTスッキャンと血液検査をしてもらうことになった。
でも、別の日でにゃーとでけんで、またアポとらなかんだらあ。
しかも、ワシも１０年に１回のワクチンの注射されたがや。

オヒスもどって、３時ごろまた進一を迎えに行って目の検査。

この年頃は眼鏡をかけたがるで、眼鏡をかけるんじゃったら、
ゲームのやりすぎだで、しばらくコンプウター禁止っちおどしといた。
結果は左目が近視になりかけ。まんだ眼鏡はいらんけど、
いずれはかけることになるっち断言された。遺伝だでしょうがないんだと。

しんいち付きでオヒスにもどって、仕事にならんかった仕事の続きをする。
腹がへったっちいうで、ロールパンもたせたら、

進一：ねぇ、「つけもの」ある？
ワシ：つけもの？　そんなもん食べるの？
進一：パンに塗りたいの
ワシ：やーだ〜進一。あんた「る」をわすれとるて。
進一：あ〜、じゃあ、「つけものる」ちょうだい。

た〜わ〜け〜〜〜。


今日は火曜だで、キルチングのくらすがあるがね。
どーしても聞きたいことがあったで、休むわけにはいがず進一をつれていく。
ワシのよこでずーっとしゃべりまくっとったで、３０分早く切り上げてきた。
実は、また腹痛がはじまって、座っとれんくなっただて。