トメトスープ

今朝大木君が帰ってきた。
ワシらがいつものよーに１２時前にランチすませて、のんびりしとるとこへ
着いて早々、ランチいっしょにいこまいっち電話があった。
しょうがないで、五番街でコーシーをつきあったる。


今夜は、夕べの残りのトメトスープとおフランスのミニパンの中を
くりぬいたやつに、ガーリックソルトとイタリアンシーズニングを
クリームチーズにまぜまぜしたやつを詰め込んでカットしたもん。
動物性淡白質が足りんで、鯛蒸すで焼きたてのステーキも買ってきた。
トメトスープは人参、タマネギ、キャベツ、ニンニク、
トマトの水煮のダイスカット、トマトソース、コンソメ、バジル、
イタリアンシーズニング、ポーチギーソーセーヂを煮込んだだけのスープ。
かっこつけに月桂樹の葉っぱなんかも入れてみりゅ。
食べる時にパリュメジャンチーズとチリペッパーをかける。
野菜はテキトーに好きなもんいれてええけど、キャベツは必須野菜じゃ。

で、さあ食べよ−っちしとるとこへ電話がなった。

話の内容は
ある日学校でA君とB君が遊んどった。
A君はぼーしをかぶっとって、それについとったピンを
B君が隠して返してくれんかったらしい。
そのピンはギョルフの練習に通っとるとこからもらっただぁーじなもんらしい。

そのB君が進一じゃ。

冷房学校のA君のヒャヒャ親からの電話じゃった。
B君はA君をいじめとるじゃろ？

電話で話をきいて、ワシのこめかみに青筋がピキピキたって来る音がしたて。
進一本人に話をさせたら、進一の顔もヒクヒクしとった。
結局、早い話が、二人はよーじゃれ合っとる。
そんで進一がふざけてピンをとったら、落っことして見つけれなんだんだらしい。
そんときA君も別に何も言わなんだらしいけど、もうすぐ練習があるで、
その時必要っちいうことを思い出して焦ったようじゃ。
そんでテテ親がまずその件でA君をせめて、ヒャヒャ親が電話してきたんじゃ。
ながながとセツメ−してくりたけど、トドのつまりがベンショーしなかん
っちいうっ事じゃった。
進一にむっとしながら、ここで簡単に金で解決しては進一の為にならん
っちおもったけど、A君には罪ないでしょうがないで動く事にしたがや。
幸いそのギョルフ場には尻合がおるで、電話して同じもんがあるかどーか
聞いたら、あったがね。早速購入して、A君のヒャヒャ親に連絡ちたら、
結局明日、個々マリーナまで届けなかん事になった。
ピンひとつにえりゃーこったで。子供のけんかに親が出るよーなもんだらあ。

子供は自分のツゴーのええよーに親に言うだらあ。
進一もそうだろうけどA君も同じじゃと思う。
意地悪したわけじゃなく、なくなった時A君が問題視しとらんようだったで、
進一も深くは考えんかったそうじゃ。
どっちがえーわりーにしろ、人のもんをなくしてまった進一が悪い。
今回は買えるもんじゃたけど、こりがサイン入りとか、たきゃーもんじゃたら、
こーはいかん。自分のナンナンを隠されて泣いたこと思い出せっちいったら、
鼻の穴最大に開いて泣いとった。